読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ハルチカ

 

映画「ハルチカ」舞台挨拶中継付きで朝イチ観てきました(*^-^*)

 

 

 

共感できたところ、泣けたところも笑えたところもたくさんあるんだけど、この映画の感想は悔しいくらい言葉で表現出来ない!(笑)

「良い映画だった」「泣けた」の一言じゃ絶対に語れないし語りたくない。

 

 

 

 

そして、"ラブストーリー"ではない(これは絶対)

 

ラブストーリー要素はほぼ0に近いぐらいありませんでした。

 

 

伝えたいことは山ほどあるけど、この映画は本当に見ないと伝わらないような届かないような、深い愛がたくさん詰まった映画です。

 

 

だから、メディアで取り上げられてる"純愛ストーリー"のイメージで認識しないでほしい。

 

 

もしそのイメージのせいで見る気にならない人がいるなら、それ以上に勿体ないことなんてない。

 

 

 

 

ネタバレはしたくないから既に公表されてるシーンのことを言うと、チカがフルートのソロ部分をなかなか吹けず顧問にもう一度個人練習しろと言われて教室を出てからの、部員達のほぼ台本無しの討論シーン。

 

ここまで描くんだ、と思いました。

言い方を変えれば、ここまでリアルに映画として映すんだ、と思いました。

 

色んな吹奏楽部があるし、その中でも色んな部員がいて人それぞれだけど、誰でも一度は思ったこと感じたことのある人間の少し汚くて難しい部分。そしてそれでもやっぱり仲間を大切に思ってる純粋な気持ち。

 

このシーンは全体が映る固定の場所に1台だけカメラを置いて、監督すらいない部員達だけの空間でエチュードのように撮ったと聞きました。長回しでほぼノーカットで、5分前後ひたすら言いたいことをぶちまけ合う。中には見てて辛くなる瞬間とか耳を塞ぎたくなるぐらい酷い言い方をする子もいて。

でもその場にいる全員が、心からチカを応援していて吹奏楽部を思ってる。

最後のハルタの言葉を機に、また一つ全員で成長していく姿に心を打たれました。

 

 

こんなに頑張ってるのに、努力をしてるのに、なかなか上手くいかない現実。

それを丁寧に繊細に描いていて、まるで自分がこの部員の一員になってるかのように感情移入ができました。

 

 

ラストシーンまで音楽を大切にしている素敵な作品です。

 

 

 

上映後の舞台挨拶では、公開2日目にして市井監督が堪えきれない涙を流しながらハルチカを語っていました。

 

「どの作品も我が子のように大事にしているけど、僕はハルチカが大好き。撮影期間が終わった頃、やり切ったという達成感やいろんな思いで燃え尽き症候群のようになって、長い間何も出来なくなってしまった。でも撮影したものを編集していくうちに、自分がハルチカという映画に救われていた。誰が何と言おうと貫いたから。この映画はみなさん(の感覚)を信じた映画です。みなさんの感覚次第で、150にも200にも膨らませてもらえる。ハルチカがこれからもっと育っていきますように」

 

もちろん全部ニュアンスですが、涙を流しながらも力強く嘘偽りない言葉でお話してくれた監督。そしてそんな監督を見ながら今までを振り返るかのように優しく微笑みながら相槌を打つ勝利くんと環奈ちゃん。

そんな姿を見て、本当に心の底の底の底から!

ハルチカ」という映画に出逢えたことを誇りに思い、とっても幸せな気持ちになりました。

 

 

 

主人公やヒロインが亡くなる訳でもないし、時をかけたりパラレルワールドと繋がった世界で生きる訳でもない。

 

だけど、誰でも青春に希望を持っていたり青春に後悔が残っていたりすると思うし、そんな人たちがこの映画を見たらきっと幸せになれます。

 

ハルチカ」は、誰かを救って幸せにするパワーのある素敵な青春音楽映画です。

 

 

映画を見て初めて、大人になっても付き合っていきたいと思いました。

見る人みんなが私みたいに影響を受ける訳ではないのかもしれないけど、大人料金1800円は無駄になりません。

 

 

 

高校生のうちに「ハルチカ」という映画に出逢えたことは確実に私の人生に欠かせない瞬間になりました。

 

役を"演じる"のではなく、役を"生きた"と語った勝利くんと環奈ちゃんが何年後かに

ハルチカは今でも大事だよね」

と言い合える未来があってほしい。

 

 

救われる人がもっとたくさん増えますように。

たくさんの人に愛される映画として生き続けますように。

 

 

大事にします。

 

 

広告を非表示にする